2015年11月28日

飛蚊症とは


明るい場所に出たときや白い壁などを見たときに、目の前に虫が飛んでいるように見えたり、糸くずが浮かんで見えたりすることがありますね

視線を動かしても一緒に移動してくるように感じます。
これは、まばたきをしたり目をこすっても消えませんが、暗い所では気にならなくなります。
これを、蚊が飛んでいるようだというので、眼科では飛蚊症と呼んでいるそうです⛄

目の前に飛ぶ「浮遊物」にはいろいろな形態や濃淡があります。
ときには、透明なゼリー状のものが見える場合もあるそうです。

☆☆この「浮遊物」は一体なんなのでしょうか☆☆

飛蚊症の正体は、目の中の大部分は硝子体と呼ばれる、透明でやや硬めのゼリー状の物質で満たされています。
  
角膜(目の主なレンズ)と水晶体(ピント合わせ用のレンズ)を通して入ってきた光は、この硝子体を通過して網膜に達します。
ところが、硝子体に何らかの原因で濁りが生じると、その濁りの影が網膜に映ります。
  
  眼球の水平断面図.gif

  眼の前を飛ぶ浮遊物の形状.gif

それが、眼球の動きにともなって揺れ動き、まるで虫が飛んでいるように見えたり、糸くずが目の前にあるように感じられるわけです。

これには、生理的なものと病的なものがあって、多くは心配のいらない生理的なものだそうです

☆☆どうして硝子体は濁るのか☆☆

加齢に伴い、硝子体はゼリー状から液状に変化します。
硝子体は次第に収縮して網膜から剥がれます(硝子体剥離)。
このような変化が飛蚊症の症状をもたらすのだそうです。

また、若い人でも近視が強い場合にはこの硝子体剥離が早期に起こりやすく、しばしば飛蚊症の訴えがあるそうですよ👀
眼科の検査でこのようなタイプの飛蚊症と診断された場合には心配ありません。
うっとうしさはありますが、慣れるとあまり気にならなくなります。

☆☆ではどんなことに注意したらいいのでしょうか☆☆

飛蚊症の症状が変化し、急に目の前を飛ぶ浮遊物の数が増えたときは要注意です
硝子体剥離や他の原因で網膜に穴が開いたり(網膜裂孔)、その穴を中心に網膜が剥がれて、硝子体の方へ浮きだす(網膜剥離)ことがあります

また、糖尿病や高血圧、外傷などにより、眼底で出血が起こり、その血液が硝子体に入ると、突然、飛蚊症が起こります

☆☆いずれにしても、飛蚊症に気付いたら☆☆

1.その原因が生理的なものか、病的なものか自分で判断せず、眼科医に相談して診察を受けなければいけません。

2.飛蚊症を初期症状とする疾患は、いずれも早期治療が大事です。

見える浮遊物の数が増えたり、形が変わったりしたら、すぐに眼科医に行って、診察を受けてください。

飛蚊症のほとんどは生理的なものですが、ときには思いがけない重い病気が原因となっていることがあるそうです
症状を感じたら、早めに眼科医の診察を受けることがとても大切なんですよ


  ☆☆〜〜〜★☆〜〜〜☆★☆〜〜〜☆★〜〜〜☆☆

posted by かっちゃん at 20:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 眼病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月18日

加齢黄斑変性症とは・・・?


黄斑変性症という眼病は、老化が原因の現象だそうです。
アメリカにおいては、失明原因の一位となっていたようで、 政府あげての黄斑変性症対策が功を奏して、改善にめどがついたと言われています。

黄斑変性症は男性の発症率が多く、女性の約2倍もあると言われ日本では比較的少ないと考えられていましたが、社会の高齢化と生活環境の欧米化によりかなり増加しており、失明原因の第4位となっているそうですね。

比較的最近まで治療法がなかったそうです。
その後いくつかの治療法が新たに開発されて、早く見つければある程度の視力が維持できるようになってきました。

網膜はカメラのフィルムに相当し、外からの光が瞳(瞳孔)、レンズ(水晶体)や目の中央部(硝子体)を通り、網膜に当たり光を感じるのですが、網膜で光が電気信号に変換され脳に伝えられ「見える」という状態になるのです。

   眼の構造1.jpg

黄斑とは網膜の中心にある直径1.5mm〜2mm程度の小さな部分の名称で、黄斑の中心は中心窩(ちゅうしんか)と呼ばれ、見ているところ(固視点)からの光が当たる部位だそうですが、黄斑にはキサントフィルという色素が豊富にあるために黄色をしているそうです。

   黄斑と中心窩.jpg


カメラのフィルムと網膜では大きく異なることがあるそうですが、カメラのフィルムではどの部分でもよく写るのですが、網膜は中心(黄斑)では大変良い視力が得られても、それ以外のところでは正常の目でも十分良い視力は得られないそうです。

ですから、黄斑は大変小さな部分なのですが、黄斑に障害をうけることで、それ以外に網膜に異常がなくても視力が著しく低下し、運転免許を更新したり、字を読むことができなくなったりしてしまうのです。

網膜の下には網膜色素上皮という一層の細胞があり、その下に脈絡膜という血管に富んだ組織があるそうですが、網膜が正しく働くためには網膜の下にある網膜色素上皮やその下にある脈絡膜が正しく働く必要があるのです。

加齢黄斑変性症は、年齢を重ねるとともに網膜色素上皮の下に老廃物が蓄積してきます。
それにより直接あるいは間接的に黄斑部が障害される病気が、いわゆる加齢黄斑変性症いうのです。



  ☆☆〜〜〜★☆〜〜〜☆★☆〜〜〜☆★〜〜〜☆☆



posted by かっちゃん at 18:59| Comment(0) | 眼病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月15日

白内障という病気


白内障とは、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気と言われています。

   正常な眼球と白内障の眼球.gif

水晶体とは、眼の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織ですが、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきをしています。
いつもは透明な組織なのですが、白内障になると白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなり、次のような症状が引き起こされます。

  ★視界が全体的にかすむ
  ★視力が低下する
  ★光をまぶしく感じる
  ★暗いときと明るいときで見え方が違う

などの症状が現れます。
加齢性の白内障は、自覚症状が無い場合が多いのですが、早い人では40代から発症してると言われています。

人の目は、よくカメラにたとえられますね!

   目の構造.gif

そのカメラのレンズに相当するのが水晶体です。
水晶体は直径9mm、厚さ4mmの凸レンズの形をしていて、膜(嚢:のう)に包まれているそうです。
この膜の前面が「前嚢(ぜんのう)」、後面が「後嚢(こうのう)」と呼ばれています。
一方、水晶体の中身は、透明な組織でたんぱく質と水分から構成され、「皮質」と「核」にわかれています。

正常な水晶体は透明で、光をよく通しますが、私たちが目で見ている像は、角膜、水晶体を通った光が網膜面で結像したもので、水晶体が濁っていると、ちょっとかすんで見えるようになったりします。

   皮質の濁りと核の濁り.gif  

さまざまな原因で水晶体の中身のたんぱく質が変性して、濁ってくることがあり、これが「白内障」と言われているのです。

水晶体が濁ると、光がうまく通過できなくなったり、光が乱反射して網膜に鮮明な像が結べなくなり、視力が低下してしまいます。

水晶体は直径が11 mm前後の凸レンズで、水晶体嚢(のう)という透明の薄い膜に包まれていますが、そのなかで水晶体上皮細胞が増え続けており、子供より老人の水晶体の方が重く厚くなってしまいます。

白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。

個人差がありますが、誰でも年をとるにつれ、水晶体は濁ってきます。
主に皮質の混濁(皮質白内障)や核の硬化(核白内障)が進行してしまうのです。

加齢性白内障は一種の老化現象ですから、高年齢の人ほど多く発症するそうです。

最近では、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの合併症として、若い人の発症が増えているそうですが、その他にも母親の体内で風疹に感染するなどが原因で生まれつき白内障になっているケースや、目のけがや薬剤の副作用から白内障を起こす場合もあるそうです。

白内障の種類は濁っている状態によって細かく分類されていますが、大きくは前嚢下白内障、皮質白内障、核白内障、後嚢下白内障に分けられています。

光が水晶体を通過する面は瞳孔の大きさで変わりますので、光が通過しないところが濁っている場合は、自覚症状はほとんどありませんが、瞳孔を開く検査(散瞳検査)で水晶体を観察すると、早い人では40代から、80代では大部分の人で白内障が発見されるそうです。

水晶体が濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、かすんだり、物が二重に見えたり、まぶしく見えるなどの症状が出現し、進行すれば視力が低下し、眼鏡でも矯正できなくなります。

現在、白内障の手術は主に、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し(超音波水晶体乳化吸引手術)、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れるという方法で行われています。

   白内障の手術(超音波水晶体乳化吸引手術).jpg
    
白内障が進行して、核が固くなっている場合は、水晶体の核を丸ごと取り出すこともあるそうです(水晶体嚢外摘出手術)。
眼内レンズは直径6mm程で、後嚢に固定するためにループがついています。

眼内レンズをいったん挿入すれば、取り替える必要はないそうです。

いずれにしても、何らかの症状が現れたら、自己判断しないで、すぐに眼科医に診てもらわなければなりません。
それが自分の眼を守るためには、とても大切なことです。

80歳を超える頃にはほとんどの人がなんらかの白内障の状態になっており、90歳を超えるとほぼ全員が白内障になっていると言われています。
また、少ないですが先天性の白内障もあり、子供でも白内障手術をする場合があるそうですよ。



  ☆☆〜〜〜★☆〜〜〜☆★☆〜〜〜☆★〜〜〜☆☆


posted by かっちゃん at 18:17| Comment(0) | 眼病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。